病院の受付とか銀行の窓口とか留置所の面会室とかの、対面する2者の間にあるパンチ穴の開いたアクリル板。
あれのことを通声穴というらしい。(これなんて読むの?ツーセーケツ?)
両者を仕切りつつも音声は通るようになっている通声穴は、「強く押す」のボタンと一緒についていることもある。
通声穴の中にはベルが入っている。

イグジットの「強く押すボタン」にも通声穴がある。
「強く押す」箱の中には配線が入っているので、消防点検では中を開けてみるわけなんだけど、このたびとあるところの「強く押す」箱を開けたら珍しいことになっていたので、ぜひともご紹介したい。
ではどうぞ

フタを開けると‥‥

うっわ!
つぶつぶの恐怖
赤い非常ベルにびっしりと、しかしいくぶん規則的に貼りついているのはホコリ。
キモチワルイ!
つぶつぶがキライな人、トライポフォビアの人にとってはたまんないだろう。
ちなみに私もギリギリな感じだ。
どうやら、通声穴の穴から吸い込まれたホコリが非常ベルの表面に付着しちゃったらしい。
「強く押す」箱は壁に埋め込みだから、風の通り道になっちゃうんだよね。
いくぶん規則的なのは通声穴の並んだ穴のせい。

本来の非常ベルはツルッとしている。
それにしてもよくぞここまでキレイ(?)にホコリが貼りついたもんだ。
こんなの初めて見たよ。
びっくり箱
もちろん、最初っからGIFアニメにするつもりで写真を撮っている。