図書館でドンピシャリ好みの本に出会う方法

みんなが利用する図書館の本から、オモシロい出会いが出てくることがある。

本の間から出てくるもの

例えば借りた本のリスト。

貸出リスト

図書館で本を借りると、返却期限の入ったリストを受け取る。
リストには本のタイトルも記載されている。
うっかりなのかわざとなのか、誰かのリストが本の間に残されていることがある。

借りた人の名前の代わりにあるのは利用者番号。
誰だかはわからないが、借りた本のタイトルからその人の興味の対象がうかがわれる。

リストには、たいてい同じようなジャンルの本が並んでいる。
しかしときには「なぜこの本を!?」というようなジャンル違いの本が混じっていたりもする。
そこがオモシロい。

似ている誰か

先日借りた本にもリストが挟まっていた。

リストが挟まっていたのは『パッと目を引く!タイトルまわりのデザイン』という本。
リストを見ると、デザインや美術を思わせるタイトルが並んでいる。
どれもこれも借りて眺めてみたい、魅力のあるタイトルばかり。
興味の傾向が似ているということか。

今日のリスト

『図説ヴィクトリア朝百科事典』 眺めたい。
『かわいい「リメイク・エコ雑貨」』 作ってみたい。
『紙の上の動物園』 リアル路線なのか。ひょっとしたら水彩画なのかも。

こういう想像って楽しいなぁ。

『世界の美しいトカゲ』 黒を背景に浮かびあがるトカゲが目に浮かぶようだ。
『生命史図鑑』 テーマが壮大で具体的なイメージはわかないけど、ビジュアル重視の図鑑だもの。オモシロいに違いない。
『驚異の未来生物』 これ、こないだ見かけてちょっと惹かれたやつだ。

このリスト、次に借りる予定リストにしちゃおうかな。

『きむらゆういち・みやもとえつよしのガラク』 タイトルが長くて途中で途切れちゃってる。続きが気になる。
『スタイル別ロゴデザイン』 これも一度は眺めてみたい系の本。

誰かのリスト

他人の貸出しリストをジロジロ見るなんてプライバシーの侵害と言えなくもないが、個人が特定されるものでもないのだし、まぁいいだろう。

それよりも、そこから生まれる新しい本との出会いがオモシロい。
プロである図書館の人がおすすめしてくれる本もいいかもしれないが、自分と嗜好が似ている人のリストもまた魅力的なオススメだ。

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