【ムスメ商店】遠くのライバルに刺激を受けて、待ってましたの再始動

このたび、ムスメ商店から新しい商品が発売された。

商品

手作りクッキー3枚入り。

危うし、ムスメ商店

一時は家庭内で幅を利かせていたムスメ商店だったが、実はここしばらくはすっかり開店休業状態。
創業当時はにぎわっていた店先には閑古鳥が鳴くしまつ。

市場は飽きっぽく、物珍しさだけでは継続していけない。
値切り交渉が可能となれば、顧客は安くなければ買わない。
そんなこんなで貧乏ヒマなし化し、いよいよ本業(学業とか家庭生活とか)に影響が出始めた。

 納税する子ども商店

そんなときに家族でMG(マネジメントゲーム)に参加した。

MGの様子

2日間も学校を休んで参加。

そこで紹介されたのは「子ども商店プロジェクト」という取り組み。

【たくらみ屋がたくらむ一家団欒】
子ども商店プロジェクト!

ここでは、MGで学んだ岩手県の小学5年生が、ムスメ商店と同様に家庭内起業する様子が紹介されている。
この5年生・そうた商店は、つぎつぎと広げた事業で利益を出し、ついには家庭に利益の半分を「納税」するまでになっている。

負けてらんない

これに刺激を受けたムスメ商店、「あの子は環境がいいから成功したんだ」とやっかみつつも商売を再開した。
さっそく店のシャッターを開けて閑古鳥を追い払い、新しい商品の開発に取り組む。
ホットケーキミックスでクッキーを作り、お得意の折り紙で包装して販売開始。
久々の販売で賑わう市場。

さて、難しいのは値段のつけ方。
あんまり高値にすると持ち金の乏しい弟たちが買えない。かといって利益が出なければ元も子もない。
オカーサンは「わたし好みのクッキーを作ってくれたらもっと高くても買う」と言う。
素早く原価計算をするオトーサン。
果たして、全員を喜ばせる商品を作ることができるのか。

 取引先との付き合い方

クッキーは家にある材料を使って作っている。
ホットケーキミックスもバターも卵も、オカーサンが買ってきたものだ。
仕入れ先に支払いをしなければ!
ということでオカーサンにいくらで買ってきたのかを聞き、そのうち自分が使った分の値段を計算する。

仕入先であるオカーサンは小さな計算を厭うドンブリ派なので「あなたへの投資ってことにするから、儲けたらその半分をバックしてくれればいいよ」なんて言う。
そして律儀なムスメ商店は契約書を作る。

ムスメ商店の契約書

 市場としてやれること

鳴りをひそめていたムスメ商店が、遠く離れた岩手県のそうた商店に刺激を受けて営業を再開した。
オモシロいねぇ。

ムスメ商店が鳴りをひそめたのは市場にも責任がある。
一見すっとんきょうに見える新事業に批判的だったり、安く買いたいがためにWin-Loseの値切り交渉をしたりしていたのではムスメ商店の発展はない。
ムスメ商店の益々の発展を願うファンなら、その事業を応援しなければ。

「あの子は環境がいいから成功したんだ」というムスメ商店のやっかみは、あながち外れてはいないのかもしれない。

規格外の商品は弟たちにアウトレット販売。

【ムスメ商店の事業まとめ】#ムスメ商店

出資する会社

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