今年最後の営業日。
やるべきは片づけと、仕事始めの日になにをするかを決めること。
半ドンで切り上げるにしても、最後はなんかつまみながらお茶でもしたいよねー。
いい機会だから非常食でも食べる?
非常食の試食と言えば、それはもう立派な防災訓練じゃん!
というわけで仕事納めの日に防災訓練をすることにした。
集まれ!物好き
イグジットメンバーだけでやるのはもったいないので、公開イベントにして参加者を募る。
ダメモトの公開だったのに、年の瀬にもかかわらず物好きな人がマイ非常食持ち込みで参加してくれた。
マイ非常食
袋を破ってそのまま吸えるという、このポケット非常食がスグレモノ。

このまますぐに食べられるポケットサイズの非常食。
量はやや少なめだけど、そもそもストレスの多い非常時にどれぐらい食事が喉を通るかと考えるといいサイズなのかも。
さらに逆流しないつくりになっているので衛生的でもある。
試食会でたいそう好評だったのでメーカーサイトをご紹介する。
株式会社エコデパック
サイトのつくりはちょっとアレだが、イグジットと同じ大分県の企業ということでご容赦願いたい。
ちなみにこの商品の正式名称は「キャップ無し食べ口飲み口一体型流動食飲料容器エコデパック」。
通称は「エコデパック」ということでいいのかな?
他にもいろいろ
ゲストが持ち込んだもうひとつの非常食は、パッケージデザインなし・原材料表示なし・賞味期限不明という、どっかの闇市場で仕入れてきたような缶詰。

フチまでギッチリ、ガチ感あふれる無骨な缶詰。
中身は白飯・ソーセージ・筑前煮・たくあん。
いったいどれくらい賞味期限が過ぎているのかわからないが、充分に食べられる。
白飯にプラスチック感があるのは否めないが、命には代えられぬ。

ロウのような焼いてないパック餅のような石けんのような食感。
わが家から持ち込んだ非常食は、ホリカフーズのレスキューフーズ。
巨大な肉塊の入ったビーフシチューとごはん。
さらに発熱剤がセットになっていて、できたてホカホカが食べられる。贅沢の極みだ。
そのまま食べられる非常食とかガチ缶詰と比べると、なぜか恥ずかしさを感じてしまう。
災害は会議室で起こってるんじゃない。現場で起きてるんだ!
クッキングタイム
お湯や発熱剤で作るものはちょっと時間がかかる。
その間に紙食器を作る。
紙食器の作り方はこちら→【1分動画】長方形のチラシで作れる紙食器
使用する紙の厚さや大きさによって使い勝手が違うわけだが、これも実際に作って使ってみたからこそわかるもの。
紙食器にラップをかぶせて使うので、とろみの付いたものも汁物もOK。
ただ、紙の印刷を見ながら食べることになるので、食欲を阻害しないデザインをチョイスしたほうがよさそうだ。
まとめ
非常食には賞味期限がある。
今回の試食会には賞味期限をすぎている非常食もあったが、なんの問題もない。
あくまでも感覚だが、5年保存のものが2年ぐらいすぎてたって平気なんじゃないだろうか。
あと、温かい食べ物は本当にありがたい。
冷たいおかゆと、ポロポロだが温かい白飯を食べ比べたが、温かい方に軍配が上がる気がしてならない。
みんなでアレコレとお喋りしながらの、いわばランチミーティング的な試食会。
非常食の試食会はなかなかいい。
勝手な感想とか自前のうんちくとかが次々に出てくる。
なによりも楽しい。
食事をともにすると親密さが増すという説もあるじゃないか。
大満足の仕事納めだった。