ホワイトボードに書かれた文字が、文字としての意味をなさなくなるほど乱れる怪奇現象をご存じだろうか。
前回までのあらすじ
家族が集まるリビングの壁いっぱいを使って、ホワイトボードを設置しているわが家。
覚え書き、伝達事項、落書きなど、思いついたときにすぐ書ける大きなホワイトボードは大変使い勝手がいい。
家族全員が自由に使っている。

すぐに書けるホワイトボードは回文を確認するのにうってつけ。
ところが、せっかく書いた文字列が、ちょっと目を離したすきに乱れに乱れることがある。
文字のパーツがばらばらになり、1画目も部首も濁点もごっちゃごちゃ。
判読不能になる。
信じてもらえない
こんな現象、聞いたことも見たこともない。
ネットで調べてもよくわからない。
ひたすら不便。うっすら恐怖。
周りの人に聞いても「そんな経験したことない」という答えばかりが返ってくる。
それどころか、信じてもらえてないニュアンスさえ感じる。
ホントなんだよ!真実なんだよ!ガチなんだってば!
これが証拠だ!
ホワイトボードを定点観測したこの動画。
撮影を開始したときすでに文字列が乱れていた。
というか、判読不能になったときに初めて気づくのがこの現象なのだからしょうがない。
4分間ほどの動画を64倍速にしている。
文字が少しずつ乱れていくのがお分かりだろう。
まるでガラス窓を流れる雨粒のようだ。
その原理
どうしてこんな現象が起こるのか。
実は、その理由はすでに前回で解き明かされている。
ホワイトボードの結露、そしてマーカーのインクに含まれる剥離剤がその原因。
怪奇現象!ホワイトボードの踊る文字
広いホワイトボードは使い勝手がいい。
ホワイトボードシートは、壁面を大きく利用できるので大変便利だ。
ただし、貼る場所には十分ご注意ください。