保育園に子どもを迎えに行く。
わたしの姿を見つけた末っ子が走り寄ってくる。
ただいま・おかえり。
今日も一日ご苦労さん。
抱えて頬ずり。ムギューしてチューチュー。
いえに帰れば否応なく開始する、本日第二の激戦タイム。
座る間もなくごはんの準備、洗濯物の片づけ、お風呂、明日の準備と立て続けにこなさなければならない。
子どもたちを叱り飛ばすこともあるだろう。
たぶんこの末っ子も。
そんな嵐の前のシアワセなひととき。
末っ子を抱えてスリスリ・チューチュー。
それにしても
子どもを抱っこしていると外野がうるさい。
「あー、なんで抱っこされてるのー?」
「あー、抱っこされて赤ちゃんみたいー」
まるで公序良俗に反しているかのように、よその子や先生がうるさい。
あのね。
こう言っちゃナンだけどね、よその子よ。
あんたは抱っこされたいときないの?
ひょっとして、抱っこされたいとき「赤ちゃんみたい」つって拒否られてんの?
あのですね。
こう言っちゃナンですけど、先生。
「いっぱい抱っこしてあげてください」っていうお決まりのフレーズはどの口が言ってるんですか。
抱っこのメリット
今わたしが子どもを抱っこするのには理由がある。
①さっさと帰りたいから抱えてたほうが早い。
②ふたりでくっついていたほうが温かい。
そしてなによりも、③抱っこされたい④抱っこしたいという両者のニーズが今この瞬間にガッチリ合っている。
朝早くから保育園にあずけ、日が落ちてから迎えに行く。
今日はうっかり残業して遅くなったから待ってるだろうな。
半日ぶりに見るこどもの顔。
だから今すぐ抱っこしたいんだよ!ここで!
なぜ抱っこを咎めるのか
「あー、なんで抱っこされてるのー?」
「あー、抱っこされて赤ちゃんみたいー」
よその子がそう言うのは、自分がガマンしているからなんだろうね。
抱っこされたいその瞬間にいつでも抱っこが叶うわけではあるまい。
忙しいとか、それよりすることがあるでしょとか、(何歳であっても、弟妹がいなくても)もうお兄ちゃんなんだからとかいう理由で抱っこが叶わないことはよくある。
ガマンしてんだろうね、そのときに。
「自分はガマンしたのに、あの子は抱っこされている」
先生の場合は、「こどもの成長に合わせた教育」とかがからんでそうだ。
春には1年生になる年長児。徐々に「自分のことは自分でする」を取り入れているはずなので指導の意味があるのだろう。
確かに、荷物も持たず靴も履かず、保護者に抱かれて帰っていく園児はいかがなものか。
とは言っても。とは言っても!
先生、そこは「あらいいわねー」というわけにいきませんか。
お迎えの抱っこ
ただいま!おかえり!
おつかれー!
抱っこしてー!抱っこさせてー!
子どもを抱えて頬ずりする。
ムチュー!
今日もフニフニ・プニプニしやがって〜。この!この!
このシアワセな瞬間に水をさす、外部からのチャチャ。
まったくもっていらん世話なので、既聴スルー。
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