年末調整ご担当者様
1月も半ば。
年末調整をしなければならないみなさん、作業はおすみだろうか。
わたしのような経理担当者は、内心ヒヤヒヤしつつもギリギリまで気づかないふりをしようとしているかもしれない。
今日はそんな経理不適格者に、素晴らしいサイトをご紹介したい。
その名も鈴木一弘税理士事務所。
すてきなエクセル
イグジットはこの鈴木氏とはなんの関係もない。
契約を結んでいるわけでもなく、どんな人物かも知らない。
経理不適格者のわたしは、年末調整という不慣れな作業にもはやなにがわからないかもわからない状態になっていた。
そんなとき、偶然たどり着いたこのサイト。
ここでダウンロードした、年末調整のための源泉徴収票。
このエクセルがすごかった。このエクセルは実にすてきだった。
おかげであんなに長引いた年末調整作業が3時間で終わった。
しかも「来年もガンバロっと!」みたいな気分にさせられた。
成功体験から抜け出せない
12月、次々と郵送されてくる書類の束に呆然としながら、とりあえず最終的な締め切りだけは確認していた。
なんか知らんが、あらゆるものの提出期限が1月31日となっている。
せめて締切だけは手帳に忘れないでおこう。
実は去年も同じ状態に陥っていた。
1月の末にもうどうにもならなくなり、恥を偲んで書類一式を税務署に持ち込んだのだ。
「こんなん感じでいいんですかねぇ」なんつって、ほとんど未記入の書類を窓口に託したのだ。
そうしてイグジット第1期目の納税は無事にすんだ。
なぜ無事にすんだのか、なにをしたのか、いくら払ったのか、全く不明。
わたしはただ、税務署の人がサッサーッと書き込んだ数字に従って納税したに過ぎない。
経緯は不明だが、とりあえずうまくいった。
この妙な成功体験が今年のわたしを油断させていたのはいなめない。
イザとなったら書類を抱えて税務署に行けばなんとなかなる。
覚悟と後悔
だけどやっぱりちゃんとやりたいよね。
大会社ならともかく、メンバー4人の社で最初から外注して「なーんにもワカリマセーン」というのはいかがなものか。
よし。今年こそはガンバロっと。
覚悟を決めてイチから取り掛かった第2期目の年末調整。
案の定、途中で詰まる。
なにしろ全容がつかめない。
誰に相談したらいいのかもわからないまま、いっそこのまま忘れたフリでほっとこうかなんて気持ちもチラとよぎる。
あーあ。やっぱり外注すればよかったなー。
だけど1月半ばの忙しいときに、今さら誰も引き受けてくれないんだろうなー。つか、誰に言えばいいのかすらわからんけど。
とまあ、こんなふうであった。
わかる人にはなんちゃない年末調整だが、わからん人はこのザマなのだ。
そしてまた成功体験
そんなときに偶然見つけた鈴木一弘税理士事務所。
まさに天の助け。
おかげで今わたしは、丸投げ外注を決めた年末調整作業に、来年はもう一度トライしようという気になっている。
‥‥イケるだろうか。‥‥大丈夫だろうか。
思いがけずうまくいき、今ちょっといい気になっているだけだろうか。
終わったばっかりで年末調整への心理的ハードルが下がっているだけだろうか。
次回の年末調整に使える、平成30年度のエクセルデータはまもなく公開される予定だという。
※後日確認したらちゃんと公開されてた↓
源泉徴収票年末調整エクセル30年度用
ちなみに、「源泉徴収票はできたけど、ハテ?これをどうすれば?」という人には図解がわかりやすいこちらをおススメ。
年末調整は源泉徴収票を作るだけじゃない!?法定調書合計表と支払調書の書き方のポイント