アイスブレイクでアイスがブレイクした試しがない

アイスブレイクがキライである。

アイスブレイクだけはやりたくない

今日は、イベントの企画会議で「アイスブレイクを入れよう」という提案を強固にはねつけた。
アイスブレイクなんてやりたくない。

防災訓練をやると、参加者の2割ぐらいは終始シラケている。
ノリのいい2割と、乗せられてしまった6割と、シラケた2割。

人が集まれば「優秀な2割」「フツーの6割」「イマイチな2割」に分かれる。
2:6:2の法則なんてよく言うけれど、防災訓練の参加者もそんな構成だ。

だから防災訓練では、真ん中の6割とイマイチな2割を乗せて全体を盛りあげなければならない。
そのための小ネタトークやギャグならいくらでもやるが、アイスブレイクだけはやりたくない。

なぜアイスブレイクがキライなのか

アイスブレイクのなにがキライって、セミナーの冒頭で「今からアイスブレイクをしましょう」と言われるのがキライなのだ。

参加したいセミナーだから来ているのだ。
イヤイヤ参加させられているわけではない。
だからそれなりのヤル気を持ってここにいる。

それなのに「アイスブレイクをしましょう」ということは、アンタのノリくらいじゃ全然足ンねんだよ!と判定されているってことじゃんか。

けっこうノリ気でいるのに、まだまだ足りないとは。
いったいどのくらいのテンションをお望みなのかこの講師さまは。

自前のテンションにダメ出しされて、あげくやらされるアイスブレイク。
本末転倒とはこのことだ。

初対面の人に興味を持つ

アイスブレイクでよくあるのが他己紹介。
他人を他人に紹介するという、あれ。
伝達とか情報収集の力が試されるとかで、ビジネスセミナーや新人研修なんかでよく使われている。

しかしだな。
今日の今日、初めて会った、なんの接点もない相手の情報を収集して、さらに今日の今日、初めて会った、なんの接点もない相手に紹介するというのはなかなか難しい。
だって全然やりたいと思わないもん。

あとよくあるのが、自分より前に自己紹介した人の名前を全部言うやつ。
自分の名前を言うだけのトップバッターになるのはいいが、後半の人になるのはマッピラだ。
なぜここで突発的な記憶力を求められねばならないのか。

握手だのハイタッチだの、お触り系もキモチワルイばかり。
アイスブレイクどころか、アイスバーン、もしくはブリザードである。

私が興味を持っているのは、セミナーの参加者ではなく、講師のあなただ。
あなただけだ。

どうしたらいいの

というわけで、やらされるアイスブレイクがキライ。

防災訓練で終始シラケている、2割の参加者だってそうだろう。
アンタのノリじゃ全然足ンないだよ!と言われるのはイヤだろう。
だから「今からアイスブレイクをしましょう」なんて言ってやらせるのはイヤだ。

そういえばいつの間にかうっかり乗せられてた、てな感じで彼らのテンションを上げる方法を考えないとな。

やりたくなる会社

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コメント

  1. […] イスがブレイクした試しがない」 元の記事はこちら:https://mazu-jibu.com/post-7421/ […]

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