消防署からかかってくる電話がうさんくさい理由を私の経験から述べる

最新犯罪

大分県警による最新犯罪などの情報配信システム・まもメール。
犯罪だけじゃなく、行方不明者や不審者事案などの情報もメールで配信される。

まもメール

そのまもメールで、高齢者宅にかかってきた不審電話の情報が届いた。

消防署員を騙る詐欺の電話に関するお知らせ

昨日(2月4日)竹田市内の高齢者宅に「○○さんのお宅ですか。消防署の者です。地震の関係で、○○さんのお宅のことについて知りたいのですが、一人暮らしですか。」という不審な電話が架かりました。このような電話は特殊詐欺に発展するおそれがあります。消防署員が電話で個人情報を聞き出すことはありません。このような電話があった際は、すぐに警察に連絡をして下さい。
○竹田警察署(0974-63-2131)

消防署からの電話

消防署をかたる不審な電話があるという。
この手の電話にはうかつな返事をせず、当の消防署や警察に知らせよ、というアレだ。

消防署という官公庁への信用を悪用した不審な電話。
信用があるのはいいことだが、同じくらいのデメリットもあるということだね。

防災グッズのご案内とか住宅用火災警報器の検査とかイザというときのために家族構成を確認しておくとか、そういう口実でアレコレと聞き出そうとするらしい。

よくあるのは「一人暮らしですか?」という質問のようだ。
余談だが、これは回答を限定した、クローズドクエスチョンと言われる質問形式。
回答者はどちらかを選ぶだけなので答えやすく、初対面の相手に対して有効である。
そのため会話をコントロールする問いかけとしても使われる。

不便を金で解決するサービス

さて。
みなさんご承知のとおり、消防署は防災グッズのご案内とか住宅用火災警報器の検査とかイザというときのために家族構成を確認しておくとか、そういうことはやっていない。
それはもうホントに、これでもかというくらいに徹底している。

大事なことなので、もう一度言う。
消防署は、家族構成を訪ねる電話はしない。

防災グッズのご案内とか住宅用火災警報器の売り込みとか、そういうのは、どっちかというと民間の仕事。
カネが絡むのは民間。カネで解決できるのは民間。

やらなきゃなーという焦りはあっても、なにから手をつけたらいいのかわかんない。
それをカネで解決するのが民間・イグジット。
イグジットのサービスのひとつ「オモシロ消防訓練」はカネで解決できる。(ちょっとしつこいかな)

サービスのご紹介

オモシロ消防訓練のサービスを作ったとき、当然ながら消防署に持っていった。
「こういうことを始めましたのでよろしくお願いしまーす」というお知らせがてら、あわよくば「あちこちで紹介してもらえませんかねぇ」みたいなニュアンスも添えて。

「コラボなんかどうですかねぇ」

ところがどっこい、消防署の態度は「民間の紹介は一切しません」であった。
それはもう、気持ちいいくらいキッパリとしたものだ。
官公庁だから当たり前なんだけどさ、官公庁ってそういう立場。
個人的な好意はあっても、公にはノータッチ。

電話してこない消防署

だからさ、防災グッズのご案内とか住宅用火災警報器の検査とかイザというときのために家族構成を確認しておくとか、そういうことに消防署はタッチしないのですよ。
ましてや個人宅に電話で問い合わせをするとか、絶対にやんないですよ。

「個人的にはすっごくいいと思うんだけどねー」と言う話をなんど聞かされたことか。

大事なことなので、もう一度言う。
消防署は、家族構成を訪ねる電話はしない。

個人的な応援をもらう会社

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