やってみる!にこだわったオモシロ消防訓練屋・よっしーです。
押したいから、押したい時にいつでも押せる「強く押す非常ボタン」を作りました。
よく考えたらこの非常ボタン、「押してはいけない」わけじゃないんですよね。
実際「強く押す」って書いてあるので、押すべきボタンなんですよ。
まぁ、ちょっとした好奇心ぐらいで気軽に押されちゃうとあれこれと面倒なことになるので「押してはいけない」ということになっているわけですが、これがかえって押したい衝動を高めてしまうわけです。
禁止されたものに惹かれていく心理を、カリギュラ効果と言うそうです。
さて、手ごろなパネルに穴をあけて、ボタン・表示灯・非常ベルの3点セットを取りつけます。
ここらへんの細工は、消防設備士であり電気工事士でもある夫の担当。
フリーハンドでひょろっと下書きをして、ドリルでバリバリと穴をあけていきます。
緻密な計算を趣味としている彼なのに、こんなところは意外にもテキトーじゃありませんか。
とはいえ、さすがは「非常ボタンを5万回押した消防設備士」、手慣れた作業であっという間に完成です。
押すとちゃんとベルが鳴ります。ジリリリーン!
リアルな表示灯つき。取り扱いは実に簡単。
バッテリー内臓で持ち運び可能。
もちろんイグジットのオリジナル。どこにも売っていませんよ。
実は、このベースになっている「手ごろなパネル」にもオリジナルな秘密があるのですけど……それは押してみた方だけのお楽しみとしましょう!