大分と別府、2つの市を結ぶルート直下に潜む魅惑の活断層

「活断層はお好きですか」
なに言ってんだろ私。

一般的に活断層は地震を引き起こす厄介な存在であり、できればなかったことにしたいものだろう。
それにしても、活断層に好感を持つようになるとは思いもしなかった。
ましてや、活断層が好きかどうかを他人に問うことになろうとは。

 別大国道

実は、私にはお気に入りの活断層がある。
そのそばに住みたいとか、そういう憧れがあるわけじゃないけど、なんだか気になっている活断層。

それは大分市と別府市の境にある。

通称・別大国道。(別府と大分間だからベツダイ)
大分市と別府市を結ぶ別大国道は、別府湾の景色を楽しみながら走行できる国道10号線の一区間である。
整備に整備を重ねて今では堂々の6車線。
大分県の誇るシーサイドラインと言っていいだろう。

余談だが、この道路には上りにも下りにもネズミ捕りのワナが仕掛けてあるので、むやみにブッ飛ばさないようにご注意願いたい。

 ぴったり一致

そんな別大国道の真下に活断層があるというのだ。
近くに、じゃなくて、モロに直下。

下の図をご覧いただきたい。
道路と活断層のラインが同じである。

別府-万年山断層帯のうちの、大分平野-由布院断層帯東部の一部。

うっわー!そこか!
みたいな断層。

え?なに?
活断層ってそんな感じで存在するものなの?
ちょっとピッタリすぎやしませんか。

 唯一のルート

ちなみに、大分市と別府市を結ぶ一般幹線道路は別大国道のみ。
あとは山側に大きく迂回した小さい道か、高速道路しかない。
つまりこの道は必要以上に主要な道路というわけ。

そんな道路が活断層の真上にあるという危うさ。
この活断層が気になってしょうがない理由はそこにある。

【参考】
地震調査研究推進本部・別府-万年山断層帯

危うさに魅力を感じる会社

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