大分県別府市の自治会にご依頼いただき、11自治会が合同で実施する防災訓練へ。
11の自治会がいっぺんに訓練をやるとなると大変なので、ブロックごとに分けて3回やることになった。
今日はその第1回目。
その様子をご紹介する。

本日の会場、別府市・立田町公民館。
風はあるものの、暖かい日本晴れ。
イグジットの黄色いのぼりが会場入口ではためく。

古くなった消火器の引取りもやります。
非常食の試食をやるので、60名分の非常食、アルファ米とみそ汁を準備する。
アルファ米は尾西食品の発売しているすべての味をご用意。
せっかくだからいろんな味を試してみたいもんね。

ズラリと並ぶ非常食。
もちろん、消火器を使ったときの粉まみれ状態を実演したり、消防署に119通報をしてみたりもする。
それらの体験を、地震を想定したストーリーに仕立てて一連の流れに織り込んである訓練なのだ。
というわけで、どうにか避難所にたどり着いたらお昼どき。ごはんにしようじゃないか。
「本日はご不便をおかけします」と宣言して始まった防災訓練であるから、食器づくりも参加者自らでやる。
あーでもない、こーでもないとご近所同志でワイワイやって、ようやくありつける。
という様子は動画でご覧いただこう。
こういうときにお約束の「ビールはないのか」というセリフが飛び交う。
オリジナルの紙箱を全員が手際よく作るグループがあったり、ラップが丸まっちゃった人に新しいラップを切ってあげる人がいたり、みそ汁がこぼれちゃったりで、避難所は大騒ぎ。
今回印象深かったのは、地区の防災担当者からのこの言葉。
「これで肩の荷が下りました」
やんなきゃと焦りつつもなかなか実行できない防災訓練。
それに貢献できるって、いい仕事だなぁ。
【デラックス食が当たるお楽しみ抽選会も】
2/17・22・24 別府市のご町内でオモシロ防災訓練(お楽しみ抽選会あり)