たらふくたっぷり食べられる、もはや「訓練レストラン」

前回までのあらすじ

あえて不便を!第2回【オモシロ訓練食堂in別府】3/1オープン!

天気は荒れ模様

急速に発達した低気圧の通過に伴い、この日は一日中強風が吹き荒れていた。
オモシロ訓練食堂の会場である別府市公会堂(中央公民館)も、館内の奥まで落ち葉が吹き込むほどの荒れよう。
参加者に聞けば、マンションのベランダの仕切り板が強風の影響で何枚か割れたのだとか。
まさに非常時。

会場の調理室は建物の奥に位置しているのに、それでも扉が風圧でガタガタ鳴っている。
いやおうなく避難所ムードが高まってくる。

たらふく食べられる

なーんて言っても平常時。
部屋には暖房があるし、水は出るし、お湯だって湧かせちゃう。
非常食も、ホラこんなにたっぷり。

非常食

アルファ米やパン缶詰、甘酒まである非常食アソートセット。

これだけじゃないよ。
参加者の方が持ち込んでくれた自前の非常食もこんなにたっぷり。

非常食

持ち込まれた自前の非常食(しかも賞味期限たっぷり!)。

ビスコに牛めし、カルボナーラにえいようかん。
おまけにハンバーグ煮込み。
もはや訓練レストラン。
(イベントの名称、今回だけは変更してもよかったな)

家族と参加

前回の訓練食堂に参加してくれた方が、今度は母・祖母づれのファミリーで再び参加してくれた。

親子3代での参加ファミリー。

作ってみたアルファ米のごはんがちょっと硬くて食べるのに難儀したおばあちゃん、「本番で作るときにはお湯を多めにするわ」と、早くも実践的。
自分でやるからこそわかるこの効果、これこそが私の狙っている効果。嬉しいなぁ。

先生と参加

卒業式にドッキリを仕掛けちゃうフリースクールの先生も、生徒を連れての参加。
【こんなイベントも承ります】ドッキリ避難訓練in卒業式

おそろいのジャンバーで参加の、フリークールの生徒たち。

行きたくない場所には絶対に行かない、食べたくないものはテコでも食べない。
個性的な生徒たちが非常時にどうなるのか。
そんな不安を感じての参加とのことで、ナルホド私も勉強になる。

謎の現象も

防災訓練の一環でやってるこのイベントだけど、不思議なことに防災にはあんまり興味がないという人も参加する。
物珍しいからなのか、食べられるのが魅力なのか、ちょっとわからないんだけど。

でもまぁ、これをきっかけにその人の防災的な意識がピクリとしたらそれはものすごくオモシロいよね。

【次回予告】
不便を感じるためのイベント!第3回【オモシロ訓練食堂】2018/3/31オープン

その気がない人を巻きこむ会社

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