給水袋とは、災害時に飲料水を確保するための厚手の丈夫なポリ袋で、これに水を入れて持ち運ぶことができる。

これが給水袋だ!
使えないやつ
給水袋は、非常食に次ぐもったいなくて使えない防災グッズでもある。
なにしろ水だ。
一度使ったら濡れる。
濡れたまま次に使うときまでしまっておくわけにはいかないだろう。
カビたらどうする。中に残った水分が腐ったらどうする。
こうして給水袋は一度も使われないまま、非常持ち出しリュックの中で眠り続けることになる。
わが家の給水袋もそうだ。
いやいや。
それじゃダメだろう。
一度は使っておかなくちゃ。
「こんなはずじゃなかった‥‥!」という思いだけはしたくない。
うちの給水袋
ところで、なぜわが家には給水袋があるのだろうか。
買った記憶はまるでない。
袋に「大分市水道局」と書いてあるところを見ると、いつかの防災イベントでもらってきたのかもしれないな。

裏側には文字がびっしり!
画像や動画にすっかり慣れてしまった近ごろは、文字だらけのものを読解できる自信がまるでない。
これはますますリハーサルの必要があるぞ。

見やすいように白い紙を敷いたけど‥‥あんまり変わらないね。
細かく見てみよう
文字ビッシリの給水袋の裏側。
これを部分的に見ていこう。

使用方法。どうやらこの袋は背負えるらしい。

このベルトを使って背負うんだな。

90℃のお湯にも耐えられると書いてある。けど90℃は背負いたくない。

反対側にもポケットが。‥‥なんですかねコレは。

あぁもう、頭が理解を拒みはじめた。
諦めた
ダメだ。
読むだけではとても理解できない。
これはもう、実際にやってみるしかないね。
つかさ、給水袋ってどれもこんなに難しいの?
私の持っている給水袋だけが難しいのか?
これひとつしか持ってないってのも心細いので、使い方を知るためにもいくつか買ってきて試してみようじゃないか。
というわけでこのイベント。
不便を感じるためのイベント!第3回【オモシロ訓練食堂】2018/3/31オープン
非常食の試食と同時に、給水袋も使ってみよう!というプログラムを用意している。
つか、この機会にやっとかないとイザというとき自分が困る。
ほとんど自分のためのプログラム。
「だったら私もご一緒に」という方はぜひご参加ください。