末っ子のしつけ
このたび末っ子が小学生になる。
親以外の準保護者(ムスメ商店とバー・ムスコ)が家にいるのをいいことに放置気味だった末っ子は、だいぶフリーダムに育っている。
今日の後始末・あすの準備。
このあたりはかなりユルくしかしつけていない。
このまま1年生になっていいのか。
本人は構わないだろうが、それに付き合う家族はたまったもんじゃない。
特にオカーサンである私には、しわ寄せが来るに決まっている。
こりゃいかん。
今のうちになんとかせねば。
なんとかしよう
考えることはみな同じと見えて、この時期は新1年生用の工夫やアイディアが話題にのぼる。
そんなおり、ネットでやることボードというのを見つけた。
タスクを見える化して進捗を把握する、ホワイトボードとマグネットを使った簡単なグッズ。
さっそく作った。

長子にかけた情熱を思い出させる仕上がり。
リストアップしたルーチンワークを、未完と完了が把握できるようにしてある。
やるべきことをやったら該当する色のマグネットを移動させるので、誰が見ても進み具合がひと目でわかる。
単純だけど、うまい具合にできているなぁ。
ちなみに、該当のルーチンワークがない日は右端「きょうはありません」のスペースを使う。
イレギュラーにも対応できる仕組みだ。
雑な工夫
余談だが、このボードの仕組みの素晴らしさよりもドラえもんを見てほしい。
古い子ども雑誌「小学生一年生」からいい感じのドラえもんを切り抜いてきている。そしてセリフを上書き。
なんとなく捨てきれずに取っておいた古い雑誌が、これのおかげで処分できるようになった。使い倒した感いっぱい。
あるものでなんとかするお手ごろ感もいい。
この部分の作業が楽しくて、ボードづくりに夢中になってしまった。
作ることに満足し、完成しただけで満足した私。
もはや、末っ子がこのボードを使ってくれなくてもいっこうに構わない。
使ってみる
さて。
オカーサンの自己満足で完成したやることボード。
さっそく末っ子に提案してみる。

意外にも、ノリノリで使ってくれた。
初日は思惑通り。
だからと言って、まさかこのまま同じ調子で使い続けてくれるなんて、そんなことは期待しちゃいない。
なにしろ子どもは気まぐれだ。特に末っ子は。
案の定、翌日はゴキゲンナナメ。
タスク完了していないのにマグネットを「終わりました」へ移す。

見た目は昨日と同じ。
まぁいいか。
すでに私はこのボード作ったことで満足しきっている。
このあと末っ子がこのボードを放置しようが使い倒そうが、どちらでもいい。
期待しないって気楽だなぁ。