防災と言えば備蓄。
備蓄と言えば非常食。
災害によっていつもの食べ物が手に入らなくなったときのために備蓄しておくのが非常食。
だから日持ちするものがいい。
とは言え、保存性だけを重視した非常食だけでは、食べやすさとか栄養バランスとか賞味期限問題とか、実際いろいろとアレだ。
というわけで近年は、少しずつ使いながら備蓄するローリングストックという方法が提唱されている。
賞味期限を見てみよう
傷みやすい食べ物の消費期限なは見やすいところに明記されている。
しかし、長期保存できる食べ物の賞味期限は、裏とか隅っことか、よく探さないと見つけられないとこに書いてある。

パッケージ裏側の下に小さく印字されている。

缶詰の賞味期限も裏側。

箱の裏側、「賞味期限」専用欄に記載。
賞味期限をすばやく見つけるには
ただでさえたくさんの文字が書かれているパッケージの裏側。
そこから賞味期限を探し出すのはちょっとした手間である。
賞味期限をすばやく見つけるには、まず原材料の書かれている枠を見る。
原材料と同じ枠内に、賞味期限も書いてある。
ただし、そこに日付が書かれているのではない。
「賞味期限がどこに書いてあるか」が書いてある。

「枠外の下の方を見よ」
オリエンテーリングかよ!
で、でも、パッケージをひっくり返しながら探すよりは手っ取り早いはず。

「下段の左側を見よ」途中にあるトラップに騙されてはいけない。

正しく進めば必ず正解にたどり着く。

そんな消費者ニーズに応えた例。もう全部これにすればいいのに。
備蓄の管理
しかしだな。
ローリングストックのたびに賞味期限を確認するのは、なかなかしんどい。
なにしろ、年月の記載様式がメーカーや商品によって違うんだもの。
リストにしたって、突き合わせる作業がメンドクサイ。
あっ、そうか。
こうすればいいんだ!

賞味期限年で分けてラベリング。
それぞれの賞味期限を年ごとに分けて袋にまとめる。
さらに年をラベリングしておけば、優先的に消費すべき非常食が一目瞭然。
これなら、いつごろどれくらい買い足せばいいかも把握しやすい。
管理しやすくなった数日後

おや‥‥?

あっ!えっ!?
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