相手の集中力を途切れさせない「上手な話し方」でこっちの集中力が途切れる件

結論から言う。

今から2つの話をします

「今から2つの話をします」で話を始めたら、あとの方の話を忘れた。

話し方のコツ

上手な話し方を身につけたい。
分かりやすい言い方をして、話を聞いてもらいたい。

聞いてもらうためには、ストレスなく聞ける話し方をすればよい。
相手の集中力が途切れないようにすればよい。

たとえば、最初にゴールを示すというやり方がある。
これから始まる話のテーマを先に言っとく。
「今から○○の話をします」

この話にかかる所要時間の見込みを言うのもいい。
「3分ほどお時間をください」

まとめて報告、なんてときはテーマがいくつあるのかを提示する。
「今から2つの話をします」

弱点

頭の中がきちんと整理されているときは、こうした話し方が功を奏する。ビリビリ効く。
しかし、「今これを話したい!」なんつって前のめりになっているときはダメだ。
そして私は前のめりでいることが多い。

現に、冒頭で述べた結論のように、ひとつ目をしゃべっているうちにあとの話を忘れてしまった。
最初に2つと提示したにもかかわらず、ひとつで終わってしまったのだ。

余談だが、夫はこの手の能力に長けている。
脳内でどのような5Sが行われているか知らないが、2つと宣言すれば2つ、3つと宣言すれば3つ、ときにはそれ以上の数でさえきちんと忘れずに話し切る。
よく忘れないもんだなぁ、と感心しながら聞いている。

対策

さて。
脳内5Sの機能していない私はどうすべきか。

「2つあります」と宣言したときに、コンテンツタイトルも一緒に公開すればよかったのではないか。
そうすれば、たとえ2つ目の話を私が忘れたとしても、相手が思い出してくれるだろう。
「さっき、○○の話もするって言ってたよ」と。

もしくは、忘却をいっそ逆手にとって「忘れちゃいました」と笑いを誘うか。
むしろ忘れることを自分に許し、3つ目のアドリブ話をひねり出す技術を磨くか。

話し方ひとつで相手に与える印象は大きく変わる。
「できる人」と思われるのか、「オモシロい人」と思われるのか。

最後までしゃべりたい会社

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