目覚めるなら「ふと」がいい。
ふと目覚めたら朝だった。
そんな自然な起床が望ましい。
「ふと」とは、はからずも、不意にという意味だ。
ハッキリした理由や意識がないままにことが起こる、そんなイメージは心地よい寝覚めにピッタリ。
理想の「ふと」
心地よい目覚め「ふと」とはどんなものだろうか。
私には理想がある。
マンガで表される漫符(まんぷ)で言うと、こめかみあたりに描かれる放射状の短い3本線。
【参考資料】どんな落書きも表情豊かな漫画キャラクターに!カンタン漫符(まんぷ)13選
気づき
何かに気づいた時に使います。
長方形3本を書くのが難しければ、チョンチョンと棒3本でも大丈夫。
意味合い的には棒3本の方が上より「ちょっとした気づき」という違いはあるような気がします。
ちょっとした気づきを表すこの3本線。
あれくらいの「ふと」が目覚めの理想だ。
シビアな朝
ところがどっこい、現実はどうだろう。
スマホのけたたましいアラーム、もしくは物理的なベル音でたたき起こされる。
これはもう暴力的と言っていい。
たたき起こされる寝覚めが心地よいわけがない。
大人だからしかたなく起きだすけど、子どもは完全にローテンション。
起き抜けの悪さは、目覚めたあとの行動にモロに影響する。
心地よい目覚めの条件
心地よく「ふと」目を覚ますにはどうしたらいいのだろうか。
心地よい目覚めに適した音というのがあるらしい。
条件は3つ。
①刺激
②テンポ
③複雑さ
耳が最もキャッチしやすい2,000~3,000ヘルツで、ウォーキングのときの脈拍くらいの速さ。
そして、いろいろな高さやリズムが混ざり合った、耳慣れしにくい音。
これらの条件が、理想の「ふと」を呼び起こす。
アラーム設定
アラーム音は小さいほうがいいと聞いたことがある。
自ら気づくぐらいが寝覚めがよいと言うのだ。
もっともである。
それ以来、目覚ましの設定を変えている。
それまでは、寝坊の防止を目的とした、やや不快な大きめの音を採用していた。
今は控えめなバイブレーションを使っている。

ブッ‥‥‥ブッ‥‥‥ブッ‥‥‥と間隔を開けて短く震えるやつ。
導入した当初は、「控えめすぎて気づかなかったらどうしよう」と不安だったが、運用してみるとなんのことはない。
ちゃんと気づいて起きられる。
そして、理想的な「ふと」による良質な寝覚めが実現している。
まとめ
心地よい目覚めのレベルは「気づき」。
音量が小さくても起きられる。
(心配な場合は、すべり止め目覚ましで補助する)