今すぐ消火器を備えたくなる!バケツリレーとの比較対決

娯楽と仕事を兼ねて東京に行ってきた。

東京でなにをしていたかと言うと、うっかりしていると寝食を忘れてしまう展示会に行っていた。
東京国際消防防災展で見つけた好きなものだけをひたすら貼りつけていくアルバム

浅草観光・見どころ

せっかくの上京をマニアックなイベント一色にするのもどうかと思ったので、観光もした。
比較的すぐに行ける位置にあったので、ド定番の観光地・浅草へ。

浅草と言えば浅草寺。
気になるのは、本堂の脇にあるコレ。

三角屋根の中に小さいパーツが組み込まれているこれは、天水桶というやつ。

天水桶とは、昔の雨水タンク。
江戸時代には、桶にためた雨水が防水用水として利用されていた。
つまりこれ、消防用なんだよね。

天水桶の消火能力

さて、この天水桶。
当然ながら中身は水なんだけど、これで火を消すとなったらどれくらいの威力があるのだろうか。

消防業界には消火能力という単位があって、まぁいろいろと複雑な条件で能力単位を計算する。
その結果をものすごく雑に言うと、1消火器=9バケツ。
そこらへんで見かけるフツーの消火器は、バケツで汲んだ水9杯分の消火能力があるということ。

つまり、バケツ1杯の威力は消火器の9分の1。
意外とショボいでしょ?
だから、バケツリレーなんてあてにしないで、消火器を1本備えつけといたほうがいいのだ。

浅草寺は鎮火するのか

浅草寺の天水桶はどうだろう。
桶を数えてみると6個ある。

水バケツが6個ということは、消火器に換算すると3分の2。

積み上げられた天水桶を消火器に換算すると、こんな感じ。

リレーというからには複数の人が動員される。
それなのにたったこれだけとは。
みんなで額に汗した割には効果が薄い。

だったらバケツリレーなんてあてにしないで、消火器を1本備えつけといたほうがよっぽどいい。
優秀だしコンパクトだし、ボウフラもわかないし。

雑なまとめ

1消火器=9バケツ

わかりやすくする会社

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