夫よ、あなたはただそこにいてくれればいいのだ

夫はただそこにいてくれればよい。
夫がいると私はラクだ。

朝の風景

例えば朝。
まっさきに家を出る夫を見送ったあと、寝ぼけまなこの子どもたちをどうにか食卓に集めて朝食をとらせる。

落ち着きのない男子ズは、ちょびっと食べてはゲラゲラ、ちょびっと食べてはつつきあい、ちょびっと食べてはケンカをおっぱじめる。
だからしょっちゅう「座りなさい」「食べなさい」「時間見て」と声をかけなければならない。

分刻みの朝。
朝食を食べさせながら、お弁当作りだとか食器洗いだとか自分の出かけるしたくだとかを同時にやりたい。

だが私が食卓を離れたとたん、オカーサンの目が離れたとたん、男子ズは自由時間を謳歌する。
学校へ行く時間さえも忘れてしまう無礼講のフリータイムがスタートしたら、さっきまで分刻みに進んでいた朝の時間は、もはや止まったも同然。

夫がいる風景

そんなとき、私の代わりに夫が食卓に座っていたらどうだろう。
食卓のには、キリリと心地よく引き締まったムードが続く。
食事のための正常な時間が流れ、男子ズの集中力は保たれ、朝食は進む。

そうしたら私は中座して、出かけるためのしたくができる。
男子ズは予定の時間に家を出ることができる。

夫へ

夫よ。
あなたはただそこにいてくれればいいのだ。
座っていればそれでいいのだ。

だから、「なにかすることある?なければ仕事に行くけど」などと言って、急いで出勤しなくてもいいのだよ。

いるだけでいいのです。

夫が(食卓の)取締役である会社

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