実家の消火器
ところで、実家の消火器って見たことある?
冷蔵庫と棚のすき間とか、勝手口のたたきとかにホコリをかぶってひっそりと鎮座している実家の消火器。
ひょっとしたら、人知れず倉庫の奥にしまいこまれてるかも。
その存在すらも忘れられた消火器は、いつの間にか長い年月を経ていることがよくある。
そんな消火器は、数十年が軽く経過していることもザラなので、もはや使用期限切れとかいう問題ではなくなっている。
危険物と化している。

こんなのとか。

こんなのとか。
消火器の構造上、ボロになった本体容器はブッ放すときの威力に負けて破裂しちゃうことがある。
このパターンの事故で回収業者が死亡したなんて話も、実際にある。
だからこうして古い消火器の回収を呼びかけているわけで。
安全な消火器
実家の片隅に危険物と化した消火器を見つけたら(というか、積極的に探してほしい)、この際だ、新しい消火器に取り替えよう。
実家のオカーサンがやらないなら、あなたが取り替えてあげよう。今すぐに。
ほら、もうすぐ母の日じゃん?
オススメなのは、安全性の高い液タイプの消火器。
本当は怖い粉末消火器
一般的な粉末消火器を使うと、あたり一面粉まみれになる。
視界は利かないわ、吸い込んでせきこむわ、後片付けはしちめんどうだわ。
背に腹は代えられぬ事態とは言っても、あとのことを考えて消火を躊躇するなんて本末転倒なことになるのはどうかと思う。
だから、住宅用には液タイプの消火器をおススメする。