
今日は何を入れるか?
ときどき発生する「非常時」
周期的に献立を考えるのがイヤになる私。
今が、まさにその時期だ。
できることならば、同じ材料で味が違うだけのカレーと肉じゃがとシチューを繰り返したい。
お金さえあればどうにでもなる大人用のお弁当なんか、まっさきに中止したい。
大人のお弁当はおにぎりが主流。
ごはんとおかずを海苔でくるっと包むだけの、おにぎり。
色合いや配置に気を配るという、手間のかかる部分をバッサリ切り捨てている。
そんなおにぎりさえもめんどくさい、これはまさに非常時といえる。
ローリングストックのチャンス到来だ。
ローリングストックとは
ローリングストックとは、ふだんの生活で消費しながら、減った分を補っていくという、備蓄食品の使い方だ。
ふだんの食生活に取り入れて消費していくので、備蓄食品の賞味期限はそこまで長期でなくてもいい。
1年もあればいいだろう。
食品加工の技術が進んでいる現代、1年間の賞味期限を持つ食品はたくさんある。
この幅広い選択肢の中から好みの味のものを選択すればいい。
災害時といえども、おいしいものを食べたいじゃないか。
「もしも」のものに慣れておくことは、強い備えになる。
使ったら補充
さて、お弁当のおにぎりを作らねばならぬ。
備蓄食品の棚からおかず缶を出してきて、中身をそのままごはんの上にのせる。
あとはくるっとのりで包むだけ。
いつもとはちょっと違った具のおにぎり、ということにする。
今日はおかず缶を2つ使ったので、さっそく補充しなくては。
今度はなんの缶詰にしようかな。
なんて選んでみるのも、ローリングストックを取り入れやすくするポイントだ。