前回までのあらすじ
別府鉄輪(かんなわ)の老舗温泉・ひょうたん温泉で、防災訓練をやった。
利用客を素早く安全に避難させることをテーマにして、震度6強の地震を想定した防災訓練。
温泉でゆったり中に震度6強!スッ裸のお客さんはどうなるの!?
この訓練には地元のテレビ局の取材も入り、夕方のニュースでその模様が放送された。
ニュース映像はテレビ局のウェブサイトで見ることができる。
2018/6/19までの期間限定なので、見るなら今のうち。
【大分放送(OBS)・イブニングニュース】
別府市の温泉で「オモシロ防災訓練」 (6/13(水) 19:26)
見どころ
本日こういうことがありましたよ、というニュース番組のひとコマ。
「災害心理を再現して」とか「最後のひとりがなかなか見つかりません」とか、自分のやった訓練がこんな感じに放送されるのを見るなんて、まったくもってゲヘゲヘだね。
それはさておき。
予期せぬ災害で恐怖や苦痛を感じると、人はパニック状態に陥る。
硬直して動けなくなったり、とりあえず周りの動きに合わせたり、明るい方に向かったり。
ふだんだったらやらないようなアホな行動をすることがある。
狭いところに逃げこんでしまうというのも、災害時の行動特性のひとつ。
今回の訓練は「温泉の利用客が、不慣れな場所で突発的に災害に遭遇したら」を盛りこんでいるので、スタッフは施設内をすべて見回って逃げ遅れがいないかをチェックする。
見どころ
まぁとにかく見ていただこう。
【大分放送(OBS)・イブニングニュース】
別府市の温泉で「オモシロ防災訓練」 (6/13(水) 19:26)
映像の見どころは、行方不明になっていた利用客が無事に発見されるところ。
0’44 あたりから見ると臨場感もあって見ごたえがある。
1’08 男性利用客が発見される。
温泉客だからアラレもない姿。
狭い場所でさらに縮こまって身を固くしている。
発見はすぐさま無線で報告され、浴衣を着せかけられた男性利用客は抱えられるようにして非難していく。
この逃げ遅れ客をやったのは、わが夫。
手に汗握る熱演
どうせなら本格的にやりたかったので、隠れている場所はみんなにはヒミツにしていた。
そして、温泉だからハダカでハダシ。
発見されてもすぐには動かず、「ムリムリムリ!」と叫ぶばかりで現実逃避。
ひょうたん温泉の人たちは、かなり真剣に訓練に取り組んでいた。
そこへ夫のこの熱演。
発見者役の人が「だったらもっとノッていこう!」と、呼応した結果がこの映像である。
このほかにも、「もう大丈夫ですよ!」という頻繁な声かけとか、ハダシの利用客に自分の靴を履かせるとか、実に細かい動きがあった。
ひょうたん温泉、スゴい。
それにしても
もひとつスゴいのは、このニュース映像がダウンロードできるってこと。
テレビ番組なのにダウンロードできるの!?(したけど)
著作権とか、そういうのはッ!?
いや、まぁ、こういうことは考えられるぞ。
「ウチのオトーサンがテレビに出たんやけどな、アンタ、見てねンやったら見しちゃんけん、待っちょりよ(夫がテレビに出たのだが、あなたが放送を見ていないのなら見せてあげるから待ってて)」
そして親せき中に見せるのだ。
どうだ。
ありそうなことではないか。
ちなみに、画面の右下の縦3つの点をクリックすると「ダウンロード」の表示が出るので、ダウンロードしたい人はどうぞ。
ちなみにこのテレビ局、大分放送(OBS)に問い合わせたところ、「ダウンロードはしていいけど、(当然ながら)拡散はしないでね」とのことだったので各位よろしくお願いします。