命を繋げ!ヤジ馬を巻きこんで10分間の連続胸骨圧迫にチャレンジ

今日の娯楽

PTA主催の救命講習に行ってきた。

毎年この時期に行われるPTAイベントは、PTA会員にとって「参加させられる」系の行事らしい。
会場で何度か「あら、今年は役員なの?」と聞かれたのがその証拠だろう。

一応「仕事にもかかわるから」なんつって返事したけど、ホントのところは娯楽である。
なんと言っても、指導は現場の救急隊。
オモシロいに決まってる。
というわけで毎年参加している。
今回は4回目。

呼吸停止するのは誰か

毎年参加しているので、ダミー人形相手の心肺蘇生はノープロブレムだ。
慣れることの強さを感じる。

さて。
今回の自分のテーマは「ガチでやる」。
どうやったらガチでやれるのか。

テクマクマヤコン、テクマクマヤコン!夫になーれ!

救命講習で使用されるダミー人形を自分の家族に見立てよう。
今回は夫。
やけに静かだなーと思って見に行ったらお風呂場で倒れていたということにしよう。

夫・浴室・意識不明。
このシチュエーションでスタートだ。

リアルにやってみる

夫だと思うと、途端にガクガクブルブルしてくる。
胸骨圧迫をするために彼の胸の上に置いた両手に力が入らない。

おりしも講習は終盤。
「おさらいを兼ねて、総合的にやってみましょう」ということで、「救急車が到着するまで救命処置を続ける」をやることになった。

119通報をしてから救急車が現場に到着するまでは、平均して約8分。
倒れている人を発見してから通報までの時間を加味して10分。
心肺蘇生を10分間続けるというシミュレーションだ。

ヤジ馬も巻きこみ、交代で胸骨圧迫。

119通報は、面と向かっての会話形式とはいえ、お決まりのフレーズ「火事ですか?救急ですか?」から始まって、状況や場所の聞き取りまで、かなり本格的。
到着までの約10分間、我われもがんばろう。

それにしても10分。
長い。
まだか。
遅い!

私にしてみれば夫が死にかけてるのだ。気が気ではない。
「まさか救急車がみんな出はらってるなんてことは‥‥」と思い始めたころ、ようやく救急車が現場に到着。

すぐに救急隊員が交代してくれるのかと思ったら、119通報をした人から事情と様子を聞き取っている。
ぐぬぬ‥‥まだなのかっ。
だけどホントだったらそういう流れになるよなー。

3つのまとめ

救命講習のキモは慣れ
チャンスのある限り毎年受講しよう。

心肺蘇生ではダミー人形を相手にするな!
身近な家族を想定しよう。

1分で出動、8分で到着する救急隊。
驚異的なスピードだけど、待つ身には長い

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