もう、それなしの生活は送れないのだ。
ラクじゃないメガネ
火災報知機の押しボタンパーツで作った「強く押すメガネ」をトレードマークにしている私。
重い・痛い・見えないの三重苦を強いられるメガネを、あえて使っている。
だって、メガネをかけてないと誰だがわかってもらえないんだもん。
ここ最近はメガネに改良が加えられ、カチューシャ風に頭に乗っけることで視界の悪さが改善された。
それでも負担はゼロではない。
ハッキリ言ってラクじゃないのだ。
そうは言っても、覚えてもらわなければ話にならない。
メガネひとつで相手にインパクトを与え、記憶に残してもらえるのなら使いますよ。
なんかもう感覚がマヒしてきちゃって、メガネのまんまで街を歩くのだって平気だしね。
【重い!痛い!見えない!】三重苦の「強く押すメガネ」をかける理由
素顔の変装
冒頭でも言ったが、メガネをかけていないときは誰だかわかってもらえない。
ブランディングでインパクト狙いの小物使いをしている人はお分かりだろうが、トレードマークがなければただの人なのである。
不便なように聞こえるかもしれないが、実はこれがすこぶる便利。
メガネなしで出歩いていると誰も気づいてくれない。
だから、ほっといてほしいときや完全オフでいたいときはメガネをかけていない。
芸能人や有名人はメガネや帽子、マスクなどで変装して街へ出るが、素顔が知られていない私はその逆だ。

気づかれるか否か?
ところが
素顔でいても声をかけられることがある。
街中のイベントへ出かけたら声をかけられた。
すっかり休日モードだった私は当然ながらメガネなし。
誰にも気づかれないはずだったのに。

大分駅前で開催された「食育推進全国大会」にて。
【声をかけた人】
赤ちゃんの出生体重のお米を贈る米(マイ)ベビー/梶谷米穀店・梶谷登氏
写真を見ていただければ一目瞭然。
まさに、「インパクト狙いの小物使いをしている人」ご本人である。
「一緒に写真を撮りましょう」と、おむすびをバッグから取り出して被る梶谷氏に、メガネなしでの私はなすすべがない。
おむすびの被り物は、布素材でできているとは言え、かさばる荷物である。
そんな荷物を持ち歩いている梶谷氏に比べ、メガネごときの小物を不携帯してしまった私。
完全に負けである。悔しい。
もう戻れない
「今日はいいだろ」と油断しているときに限って気づかれる。
そして言われるのだ。
「今日はメガネかけてないんですか?」
「メガネかけてないと誰だかわかりませんよ」
もうダメだ。
もう戻れないのだ。
メガネなしのお忍びスタイルはもうできないのだ。
なぜなら、「メガネのよっしー」を期待されているから。

よくあるメガネ紛失事件の真相。