おさがりという文化
上の子が使っていたものを、今度は下の子が使う。
着るもの、おもちゃ、学用品。
子どもが複数いると、おさがり文化が当たり前になる。
保護者にとってはなにかと物入りの子育て時期、経費削減になるおさがり文化は大変ありがたい。
わが家でも法則通り、上から下へおさがり品が流れていく。
幸いなことに、わが家の子どもたちは中古品をさほどいやがらない。
年長者へのあこがれとともに伝統の品を受け取っている感さえある。

ピンクが気に入らず、鍵盤ハーモニカをラッカー塗装した末っ子。
おさがり前提の買い方
おさがり文化が浸透しているご家庭では、先を見越して子ども用品を買う。
長期使用に耐えられるか、各自の好みを網羅しているか。
使用のタイミングも重要ポイントである。
保護者の経験と勘がモノをいう。
特に服を買うときは慎重にならなければならない。
服には季節というものがある。
春先に開催される冬物バーゲンセールでは、次の秋冬までに子どもがどれくらい大きくなるかを考慮しなければならない。
せっかく新しい服を買うんだから、少しでも長く着られるように大きめサイズを買いたいところ。
しかし、おさがりを前提にしているなら、買うべきはジャストサイズ。
むしろ、大きめの服など買ってはいけない。
特に男児は。