毎度おなじみの「強く押す」。
「強く押す」って書いてあるけど、どれぐらい強く押せばいいの?
こういう決まりになっている
中央部の直径20mmの円内に20Nの静荷重を一様に加えた場合に押し破られることなく、かつ、たわみにより押しボタンスイッチに触れることなく、80N(ニュートン)の静荷重を一様に加えた場合に押し破られること。
そんなこと言われてもわかるか!
見たらわかる?
グッと押さなきゃなんないのはわかる。
だけど、「じゃあ一体どれくらいの強さなのか」というのは、やっぱりよくわからない。
なんとかして伝えたい
文字でもわからず、動画でもイマイチ。
だったら、実際に強く押したことがある人の感想を聞いてみよう。
訓練やイベントで、これまでにたくさんの人が「強く押す」の試し押しをしてきた。
みなさんの感想を雑にまとめると、「意外とかたい」である。
いろんなニュアンスの感想を聞いてきたが、だいたいが「意外とかたい」だった。
ひとつひとつの感想を保存していないので、これだけしかお伝えできないのがなんとも残念。

「意外とかたい」「意外とかたい」「意外とかたい」
しかし、ここにきて朗報!
こないだラジオにお呼ばれして「強く押す」をやったのよ。
番組のパーソナリティ・三重野勝己さんが強く押したんだけど、そんときの様子を放送からテキスト起こししたのでご紹介したい。
今まさに強く押しながら!の生々しいコメントだ。
目の前で強く押すところを見ていた、同じ番組パーソナリティの北里典子さんの合いの手も入っている。
ではどうぞ
あっ!
結構かたい!かたい!
かたい。
すっごいかたい。
しっかり押さないと。
かたいかたい。
人さし指で押すっていうイメージじゃなくて、
押し!
こむ!
けっこう強く押さないと。
だって、人さし指が黄色くなってたもん。
強く押さないと。
だからこれ、完全にボタンを押し込むには強く押さないと。
まさに、「強く押す」。
これ、やってないと加減がわかんない。
あー、ちょっと今、ドキドキした。
まだドキドキしてるわこれ。
とにかくかたい
意外とかたいということが、「かたい」って6回も言ってることからおわかりだろう。
どれくらいのかたさを想像して挑んでいるのかはわからないが、とにかくイメージしていたものよりはかたいのだ。
「人さし指が黄色くなるほど、押し!こむ!」
この表現、いいな。
今度から説明するときはこれを使わせてもらうとしよう。