放水口冥利に尽きる
送水口のことをブログに書いたら、送水口倶楽部のAyaさんからコンタクトをいただいた。
この方の送水口愛、いやもうスゴイ。尋常ではない。
送水口と対になっているのにあまり注目されることがないと、私がいくぶんひがみっぽく書いた、地味な放水口までちゃんと追いかけている。
いやホントに、頭が下がる。
Ayaさんをはじめとする、送水口を愛する方たちの情熱と尽力も加わって、あの送水口博物館がオープンしたという話も聞く。
送水口が好きなあまり、世界で初めての送水口の博物館を造ってしまうとは。
やはり、ひとつのことを好きでやり続けている人は、半端なくズバ抜けていくのだ。
送水口博物館に行こう

開館は、よくても週2日。
5月最後の週末に東京へ行く予定である。
ひょっとして、送水口博物館に行けるのでは?
送水口博物館は、送水口なんかを造っている株式会社村上製作所の社長・村上氏が2015年11月に開設した個人運営の博物館である。
カレンダーを見ればおわかりのとおり、開館のタイミングにかなり制約がある。
しかも開館時間は14時~19時。
スケジュールを確認してみると、空き時間が博物館の開館時間にジャストフィット。
なんという僥倖。
これはもう行くしかない。
東京・もうひとつの見どころ
東京へは飛行機で行くのである。
もうひとつのお楽しみは空港の屋内消火栓。
関西空港の屋内消火栓格納箱がスケルトンだったので、東京はどうなのかが気になっている。
格納箱に関する決まりは、寸法と中身と、判別しやすい表示ぐらい。
周囲に合わせて、比較的デザインをカスタマイズしやすい消防設備である。
スケルトンだなんて、これ以上判別しやすいデザインがあるだろうか。
消防設備点検における外観試験のみであれば、扉を開けなくても可能なんではないか。
それがホントだったら、消防設備点検業者としてはラクでありがたいのだがなぁ。

関西空港の屋内消火栓設備
送水口と放水口は対になっているのだ、という話
「送水口は、もてはやされすぎていい気になっているのではないか?消防界の光と影」