イザというときに強いのは「ふだんのトレーニングで自動的に対応力が鍛えられている人」

災害に強いのはどんな人だろう。

災害を研究し尽くしている学者先生か。
日々のトレーニングがモノを言う自衛官か消防職員か。
情報を集めることができるメディアの人間か。

災害に強い人種

いつなにが起こるかわからないのが災害。
「想定外」が発生するのが災害。
即対応を求められるのが災害。
命にかかわるのが災害。

そう考えると、災害に強い人物像が浮かんでくる。
乳幼児を持つオカーサンだ。

乳幼児なんてか弱い存在は、どちらかというと災害弱者に分類される。
体力も経験も少ない彼らは、誰かが守ってあげなければ生きていけない。

そんな乳幼児を抱えたオカーサンが、災害に強い?

オカーサンが強い3つの理由

①お出かけバッグ

乳幼児の外出は大量の荷物を伴う。
マザーズバッグと言われる大型のバッグには、オムツや飲料、着替えなどのグッズが詰まっている。
どれも乳幼児にとってなくてはならないものばかり。

そしてそれらは「念のため持って出る」ものではなく、外出したら確実に使用するものだ。
従ってオカーサンがたは、グッズの補充にも怠りがない。
お出かけお散歩の好きな乳幼児を持っていれば、すぐ出かけられるように玄関先や車に最低限の外出セットを準備しているものだ。

②突発事案への備え

「おなかすいたー!」
「たいくつー!」
「こぼしたー!」
「ねむいー!」

2秒前までは気配もしなかったのに、乳幼児は急にこうなる。
しかもそれはいつも最優先事項だ。
「ムリ!」なんつって投げ出すわけにはいかない。
オカーサンがたは「じゃあどうする!?」と、常に前に進む姿勢でそれらに取り組んでいる。

③フレキシブル

万全の備えをし、緊急事態に即対応するトレーニングを日々積んでいるオカーサンがた。
そんなオカーサンがたでも、どうにもならないことだってある。

例えば、外出先で子どものユルウンチがオカーサンのスカートにモレ‥‥!なんてとき。
子どもの着替えは多数あっても、自分の着替えまでは用意していない。
「しょうがない!この大判ストールを巻きスカート代わりに!」

オカーサンがたは、こういう「あるものでなんとかする」柔軟さに長けている。

まとめと教訓

乳幼児という災害弱者を抱えたオカーサン。
しかし、乳幼児に振り回される生活が、災害に強くなるトレーニングだったとは。

ところがここに油断が生じる。
あんなに手のかかっていた乳幼児が大きくなってしまったら、オカーサンがたは「ヤレヤレ、ようやくラクになったわ~」と緊張を緩め、肩の荷を降ろしてしまう。
そして身軽な外出を楽しむ。
もうおしりふきも麦茶もおやつもビニール袋も母子手帳も、なーんにも持たずにお出かけしてしまう。

こんなときがヤバい。

子どもがだいぶ大きくなってしまった会社

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