300万㎡の敷地に昭和のムードを漂わせる日本一の遊園地・グリーンランド

夏休みのレジャー、今年はキャンピングカーをレンタルして長崎・熊本へ。

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旅行のテーマは「キャンピングカーで旅行してみたい」だったので、行き先なんてどこでもよかったのだが、子連れレジャーに遊園地は外せない。
というわけで、熊本県荒尾市にある九州最大級の遊園地・グリーンランドにも行ってきた。

グリーンランド

開園と同時に入場し、フリーパスで閉園まぎわまで遊び倒した。
そんな私のグリーンランドにおけるおすすめスポットをご紹介したい。
前もって言っておくが、うすうすご承知の通り、アトラクションのレポートとかではない。

ピクトグラム

まずはこのピクトを見て「ウンコ禁止だって!」なんて口走っちゃうオカーサンをお許しください。

一番最初に乗ったゴンドラ風のアトラクションにあった、飲食禁止のピクトグラム。
園内の随所でソフトクリームを販売しているからこのピクトグラムは適切なのだろう。

しかし、男児のオカーサンはどうしてもここで一発ボケたくなってしまう。
罪なソフトクリームである。

実益を兼ねたアトラクション

最初のゴンドラ風アトラクションは、園内に大きく広がる池を渡る片道運行の実用的なアトラクション。

グリーンランド全体の敷地は広大で、ディズニーランドの6倍近くある。
しかも丘にあるので、園内には坂が多い。
そのため、移動を兼ねた実用的なアトラクションが多い。

こちらのリフトも片道運行の移動用。
アピールのムードがどことなく懐かしさを感じさせる。

「近い・楽らく」推しのリフトの看板。ありがたい。

グリーンランドは全体がちょっと昭和っぽい。
それもそのはず。
開園は1966年、昭和41年だ。

昭和感

大分県別府市にラクテンチというド昭和な先輩遊園地があるが、それに勝るとも劣らないグリーンランドの昭和感。
昭和特有のユルいムードが、こちらの気持ちをほどよくほぐしてくれる。

手作りのアトラクション注意書き。ベニヤ板。

丘の上からノーエネルギーで滑り降りる、地形を生かしたスライダー。
スライダーを連結して2台で滑れるってんで見てみたら、まさかの手動連結。

乗車前には、コースの傾斜に応じたレバー操作の説明がある。
その操作もかなり忙しいのに、後ろ手の連結にまで気が回るのかはなはだ心配。

危険物

目の覚めるようなコントラストに手書きの「火気厳禁」。

ゴーカートの燃料・ガソリンを保管する場所。
きらびやかな遊園地は、ガソリンだの発電機だのコンプレッサーだの、ガテンなものたちのおかけで成り立っている。

それにしても、ものすごい手作り感。

安全対策

見たことあると思ったら、昇降機定期検査マークじゃないか。

エレベーターの中の押しボタンあたりに見かける上下矢印のこのマーク(↑↓)は、昇降機等定期検査の報告済証だ。
ジェットコースターは昇降機と同じジャンルで、半年に1回の定期検査を受けなければならない。

検査の詳細は知らないが、私がやっている消防点検と似てるので勝手な親近感を持っている。
こんなところで定期検査報告済証を見かけるなんて、街で偶然知人に会った感じだ。
グリーンランドのコースターにはどれもこの報告済証が掲げてあった。

余談だが、グリーンランド内のオミヤゲ屋さん内で消防点検が定期的に実施されていない証拠を発見してしまったのは、あまり大きな声で言うべきではないだろう。

まとめ

九州最大級の遊園地・グリーンランド。
10機種あるコースター数は日本一、アトラクションの総数でも日本一だという。
身近にあるもんだからすっかりナメてたけど、こんなすごい遊園地だったとは。

三池炭鉱を保有していた三井鉱山の名を冠し「三井グリーンランド」と呼ばれていたのに、10年以上も前に株式譲渡でただの「グリーンランド」になっていたのにも驚いた。

ムリして日本一を維持することはないが、子どもと一緒に遊び惚けられるレジャー施設として、昭和の匂いを残しながらがんばってほしい。

謎解き系アトラクションでは紛らわしい存在の本物。右の操作盤はダミー。

グリーンランド

※我われが遊びに行ったタイミングでサーバートラブルによりウェブサイトが見られなくなっていて、ブログを書いている今現在もダメなんだが、この間の悪さもなんだか憎めない。

懐かしむ会社

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