消火訓練ってどんなことやってる?
三角コーンのマトに水消火器を当てるやつ?
空き地でガソリンを燃やして消してみるやつ?
そんな「いつものやつ」に飽きてしまった人にオススメなのが、ギリギリまでリアルに迫ったシミュレーション訓練。
意外なリスク
大型の袋に本物の消火器をブッ放す。
袋の中は粉だらけ。
家の中のボヤに粉末消火器を使ったらどうなるか?を疑似体験することができるこの方法。
周りが見えなくなって逃げ場が分かんなくなるからご注意ください!という、二次被害への警告である。
ホームセンターでデカい袋を買って来れば簡単できる。
ビジュアルのインパクトがあるので、消防訓練のマンネリ化を打破したいときにはこれがいい。
もっとリアルにアレンジしてもいい。
コンロや家電、灰皿などの、室内で火元になりそうなものを袋に入れる。
ボヤの後始末の大変さがよくわかるというオマケつきだ。
きほんの「き」
消火器の使い方は訓練でしょっちゅうやっている。
でも、用意された消火器を使うだけのオマカセ訓練。
肝心の、「どのタイミングで消火器を使うか」とか「どこから消火器を持ってくるか」とかはわかっているだろうか。
それ以前に、「消火器はどこを持って運ぶか」は?
スプレー消火器
消火器には、小型で扱いやすいスプレータイプもある。
スプレータイプのものは正確に言うと消火器ではない。
あくまでも簡易的な消火用具。
焼肉屋の客席近くに置いてあったりするスプレータイプ。
すたみな太郎・大分明野店の防火意識は備え付けの消火器の数に表れている
どれほどの威力があるのか、これもやってみなくちゃわからない。
【よくある質問】スプレー式の消火器はどうやって処分したらいいですか?
水消火器も悪くない
「今回は水消火器しか用意できなかったんですよ」
そんなときもあるだろう。
使い方の手順を覚えたいなら、本物に近い水消火器は最適だ。
だけど、ただのマト当てゲームだとワンパターン。
そんなときにはこんなネタを挿入しよう。