子どもが「学校に行きたくない」と言っているんですが、先生としてはどうですか?

前回までのあらすじ

私には3人の子どもがおり、長子から末っ子まで15年間の子育てをやっている。
最初のうちは、鼻息荒くお世話をし(すぎ)ていたが、今では可能な限りの省エネ育児。

子育ての縛りを徐々に手放していったら「育てにくい子」になってきた

なにしろ自分の人生も忙しい。
よって、オカーサンでなければならないことのみに特化し、必要最低限のことしかやらないようにしている。

おかげで子どもたちは、下にいくにしたがってタガが外れ気味。
末っ子に至っては、いわゆる「よい子」ではないので非常に扱いにくい。
しかし本人なりの好みや決意があるはずなので、私が口を出せるものではない。

私が口出しをしない代わりに、マジメな長子が口を出す。
私の育児に口を出すなと言いたいところだが、きょうだい間で社会性を学んでいると思うとそうもいかぬ。

学校に行きたくない

気ままな末っ子は、自分のやりたいことがハッキリしている。
幼少ならではの気持ちのムラもあり、ちょっとしたきっかけで「学校に行きたくない」とゴネることがある。

登校を強固に拒む子を、オロオロとなだめつつ脅しつつ学校へ連れて行ったことがある。
連日の欠席に、「これからどうなっていくんだろう」と不安を抱いたこともある。
過ぎてしまえばささいな出来事である。
学校を休む子どもに、保護者としてだいぶ慣れてきた。

末っ子の場合、休んだってせいぜい1日。
翌日にはなにごともなかったように登校する。

行ってきまーす!

その程度であるから、「たまには休憩したっていいじゃん」なんて言えるゆとりができている。

私が悪いのかしら

しかし、担任の先生としてはどうなんだろう。

自分のクラスの子が、なんかしらの理由で欠席する。
オカーサンからは「今日は気が乗らないそうです」なんて連絡。

学校のなにがイヤなのかしら。
クラスに問題があるのかしら。
自分の接し方が悪かったのかしら。
そんなふうに考えこんだりはしないんだろうか。

「いえいえ、先生のせいじゃありませんよ」なんて100%フォローするつもりはない。
子どもの「学校に行きたくない」には、複雑に絡まりあう理由があるのだろうから。

わが子といえどもしょせんは他人。
他人のことなどわかるわけがない。

唯一わかるのは、末っ子が「やりたい」と感じているってこと。

願わくば、先生が気にしすぎませんように。

そんなことを考えてみた会社

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